受験生は速単上級をやるべき?良い点や注意点は?失敗しない使用方法も紹介!

「速単上級ってそもそも、やったほうが良い参考書なのかな?」

「いつから使用するべきなんだろう?」

「パスタンやリンガメタリカとの違いは何だろう?」

今回は、このように悩んでいる方のために、速単上級はどのような参考書なのかを説明しながら、速単上級のいい点注意点を紹介します。

受験生の中には無駄な努力をしてしまったり、何もできずに終わってしまったりと、十分な実力を出しきれないまま受験を終えてしまう方がいるのが事実です。

自分にとって最適でない参考書に手をつけてしまい時間が無駄になってしまう。そして手遅れな状態で個別相談に来る生徒もいます。

今回は早単上級を使用するにあたっての注意点などを考慮した上での、失敗しない使い方も併せて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

 速単上級とは?

速単上級は「速読英単語 上級編」という参考書です。

速単上級のコンセプトは「難関の長文で鍛える上級1200語+推測法 知的好奇心をくすぐる英文を読みながら無理なく単語が身につく」です。

具体的な単語数は約1200語、長文は150~200語が約50文あります。

速単上級の姉妹本として「速読英単語 入門編」「 必修編」もあります。

今回は「速読英単語 上級」について説明しますが、中学レベルから学習したい人は 入門編、高校の基礎から確認したい人は標準編から取り組みましょう。

速単上級の良い点

速単上級の良い点は以下の通りです。

1. 長文に難単語が入っている
2. 未知語の推測に力を入れている
3. 1つ前のバージョンから改訂された

それぞれ順に説明します。

長文に何単語が入っている

速単上級編の良いところは、長文中に難単語が入っている点です。

単語帳単体として使うのではなく、 最後は長文で学習することができます。

速単上級に取り組むレベルの生徒はすでに長文英語を学習している時期でしょう。

単語の暗記単体を取っても文脈で覚えた方が覚えやすく、英語を英語のまま理解できるようになります。

未知語の推測に力を入れている

未知語の推測に力を入れていることも、速単上級編の良いところです。

英単語を丸暗記するのではなく、なぜその意味になるのかを理解することによって単語の暗記が激減します。

例えば、以下のような推測があります。

 

Pro は、「前へ」「正面へ」という意味があります。

そのため、PROGRAMやPRODUCEなど、PRO+〇〇の単語は「前へ〇〇」という意味を持ちます。

PRO(前もって)+GRAM(書いたもの) = PROGRAM(計画、番組)PRO(前に)+DUCE(導き出す)     = PRODUCE(生産する)

 

また、本文で出てきた難単語をどのように文脈から推測するかなどを解説しています。

例えば、以下のような推測方法があります。

The teacher asked Lou to stay after school because he pulled a jape, a practical joke, on the principal.
japeとはどういう意味なのか考えた際、カンマが2つあることに気づきます。
カンマがあるということは、japeは、「Practiral joke」という意味であることが推測できます。

このように多くの難関大で求められる知らない単語の推測においても、非常に力を入れて解説しています。

1つ前のバージョンから改訂された

速単上級編は、以前にも出版さていましたが、そのバージョンから改訂され、さらに良い1冊になりました。

具体的には、音声が QR コードより無料で聞けるようになり、語数も900語から1200語と増え別紙で白文と英文解説がつきました。

 

速単上級を使用するにあたっての注意点

速単上級を使用するにあたっての注意点は以下の通りです。

1. オーバーワークになる可能性がある
2. 1日で一気にやらないこと

それぞれ順に解説します。

 

オーバーワークになる可能性がある

 注意点としては、他の参考書や科目と同時進行をするとオーバーワークになる可能性があります。

大学偏差値でいうと、志望校が偏差値60以上でなければ、速単上級を使用する必要はありません

 MARCHや早慶においても学部や状況によってまちまちなので、 自分の状況をしっかりと把握してくれているプロの講師に質問することをおすすめします。

また、志望校だけでなく、自分の偏差値も60を超えてないと勉強効率が悪いです。

 一般的な単語帳が終わってない人は、必ず一般的な単語帳を終わらせてから取り組みましょう。

英文解釈ができてない人も、必ず文法と英文解釈を固めてから取り組まないと効率が悪くなります。

1日で一気にやらないこと

速単上級を1日で一気に終わらせても定着しないため、時間をかけて進めていくことが大切です。

単語や文法などはやればやるだけ伸びていくものですが、長文の学習に関しては1日で大量にやり込むよりは、毎日触れ続ける方が必ず伸びます。

 そのため1日や短期間で一気に詰め込むのではなく、毎日着実にこなしていきましょう。

 そうすることで消化不良にならず、少しずつ安定的に英語が伸びていきます。

速単上級を確実に使いこなす方法

ここまでは、速単上級編を使用するにあたり、注意するべきことを紹介しました。

これらの注意点を踏まえた上で、速単上級の失敗しない使用方法を紹介します。

以下の5つのステップで、勉強を進めていくと良いでしょう。

 

1. 長文や語彙を確認する
2. 音声と同時に読む
3. シャドーイングする
4. 音読する
5. 確認する

 

それぞれ順に説明します。

 

ステップ1:長文や語彙を確認する

英単語の意味を理解していなければ、単語自体を覚えても伸びることはありません。

例えば「アブラ エスパニョール」と100回 唱えても、意味がわからなければ伸びません。 「アブラ」は話す、 「エスパニョール」はスペイン語という意味を理解してか、 何度も繰り返し音読していく必要があります。

ステップ1でのゴールは、日本語を見ながらしっかりと一文一句理解することです。

 

ステップ2:音声と同時に読む

次に音声と同時に読んでいきましょう。

音声はアメリカ英語とイギリス英語がありますが、より日本の英語教育では広く使われているアメリカ英語がいいです。

また、日本人は、アメリカ英語の方がイギリス英語より聞き取りやすいです。

ステップ2のゴールは、音声と同じスピードで読めるようになることです。

音声を使うことで強制的にある程度のスピードで読めるようになるため、まずはここで下地を作りましょう。

 

ステップ3:シャドーイングをする

 次に、音声が発した単語を追いかけて発音する「シャドーイング」を行いましょう。

ここまでは音を使って、強制的に読み進める訓練となります。 

言語はもともと音だったものが文字となっています。 英語特有のイントネーションを身につけることにより、英文もスラスラと読めるようになります。

ステップ3でのゴールは、音だけで全て理解できるようになることです。ただ、直前機でリスニングがない人は、ステップ2の音声と同時に読むことで仕上げると良いでしょう。

ステップ4:音読する

ステップ4では、自分の力だけで長文をスラスラと読んでいきます。

 長文を音読していきますが、 慣れてきたら白文で行いましょう。

 音読をしていてつっかえる箇所はしっかりと理解できてないところです。つっかえる箇所は、マーカーなどで印をつけておき、しっかりと理解できるようになるまで、繰り返しシャドーイングを行いましょう。

 音読をする際は、必ず 丁寧に確認して音読を繰り返しましょう。

 ステップ4でのゴールは一切つっかえることなく、 すらすらと音読ができるようになることです。

 

ステップ5:確認をする

 最後にしっかりと音読で落とし込めているか確認をしてもらいましょう。

 音読は1人だとなかなか続かないですし、「こんなもんでいいか」と誤魔化してしまいがちです。

 僕の生徒には、十分自分で落とし込んだ後、最後の1回をボイスレコーダーで撮って、毎日送ってもらっています。

そうすることで本当にちゃんと落とし込めているか、確認することができます。

また、強制力がなくて続かない人でも、しっかりと続けることができるようになります。

速単上級とリンガメタリカやパス単準1級との違い

次は、類似レベルとされる「リンガメタリカ」や「パス単準 1級」どれを使えばいいのかという良くある質問について回答します。

結論、「リンガメタリカ」や「パス単準 1級」より速単上級がおすすめです。

 

速単上級とリンガメタリカの違いは、速単上級は幅広く使われる難単語が厳選されているのに対し、 リンガメタリカは 各分野に特化した単語が用いられていることです。

 

まとめ

今回は、速単上級はどのような参考書なのか、速単上級の良い点や注意点を紹介しました。

また、注意点などを考慮した上での、失敗しない使い方も5つのステップに分けて紹介しました。

 

最後に大切なことをまとめます。

 

速読英単語 上級編は「難関の長文で鍛える 上級1200語+推測法」というまさに本書の表紙に書かれている内容が体現されている参考書です。

1200語の難単語が、150~200 程度の約50文の中に組み込まれており、まさに最後の総仕上げにふさわしい参考書です。

長文の中に難単語が入っているので、覚えやすいですし、様々な応用が効き、英語を英語のまま理解できるようになります。

未知語の推測や語源などを用いた解説があり、 どのような方法で知らない単語を推測するのかというコラムもあり、とても充実しています。

ただ、志望校が偏差値60以下の大学ではオーバーワークになる可能性があるため、注意しましょう。

また自身の偏差値も60はないと、速単上級を使いこなすのは厳しいです。 標準的なMARCHレベルの長文を読めるようになってから取り組みましょう。

 

速単上級の失敗しない使い方は音読がおすすめです。

 まずは長文や語彙の内容をしっかりと理解し、次に音声を流し、音声と同時に音読していきます。音声と同じスピードで読めるようになるまで繰り返し音読をしましょう。

 音声と同じスピードで読めるようになったら、音声のすぐ後を追いかけて読む「シャドーイング」で音からだけでも全て理解できるレベルまで落とし込みます。

音からだけでも理解できるようになったら、音に頼らず自分だけで一切つかえることなスラスラと理解できるところまで落とし込みましょう。

最後に本当にちゃんと落とし込めているか、音声を録音したりして、講師に確認してもらうと良いでしょう。また、毎日続けられるように講師に毎日音声を聞いてもらうなど、工夫をすると良いでしょう。

 

英語はやった分だけ結果がついてきます。毎日続けるのは大変ですが、必ず結果はついてくるので、諦めずに続けていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました