『復習』は英語を伸ばす時に欠かせません。
「どうやって復習するのがいいですか?」
今日は「正しい復習の仕方」
というテーマで話していきたいと思います。
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そもそも一回では定着しません。
何度も確認する必要があります。
また復習は、
費やす時間に対するリターンが大きいです。
初見で長文を読む時と、
しっかりと全訳や解説を理解したうえで読む時とでは、
費やす労力が圧倒的に楽になり、
かつポイントを素早く確認することが出来ます。
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しかしながら
単語と長文、
文法と解釈など、
同じように復習するべきではないと思います。
それぞれに復習のやり方を
確認していきましょう!
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・単語
1回で覚えようとしない。
1回で覚えようとすると大変です。
例えるなら、
クラス全員の名前を一回で覚えようとするのではなく、
何度も接触するうちに、
どんどん特徴が分かってきて、
気がついたら皆覚えている!
何周も反復し、
徐々に馴染ませていく感じがいいです。
また覚えにくい単語は、
覚えにくいです。
ただ覚えにくいからと言って、
よくテストに出るということはありません。
10の労力を使って1しか覚えられない単語は一旦おいといて、
10の労力を使って他の10個を覚えてしまいましょう!
また個人的には単語3時間!とかはツラいと思います。
まずは知らない単語をあぶり出し、
語源や例文などで理解をし、
隙間時間にひたすら反復することをおすすめします。
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・文法
文法は、
知識系の文法と、
解釈で必要な文法と分けて、
知識系は先ほど同様、
分からないところをあぶり出し、
成り立ち等を理解し、
隙間時間に何度も何度も反復しましょう!
解釈で必要な文法は、
体系的に文法を理解した後、
解釈へと進み、
解説であやしい文法事項が出てきたら、
文法書で再度確認するという方法でいいと思います。
文法での注意点は、
インプットが終わってないのに、
問題を解かない方がいいということです。
例えば正誤問題やランダム形式で、
be used to~ing
がポイントなのに、
そもそもそれを知らなければ、
悩んでいる時間がもったいないです。
学習する順番に、
気をつけましょう!
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・解釈
解釈の復習は、
理解さえしてしまえば
どんどん進んで行っていいと思います。
理由は、
①暗記などの知識ではなく、
頭の使い方である知恵の場合が多い。
②その文と再び出会う確率は低い。
以上の理由から、
解説を聞き理解したら、
音読等で落とし込み、
どんどん初見に触れていった方がいいと思います。
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・長文
3つの観点で復習しましょう。
①英語そのものに対する慣れを高める。
②初見でどう読むべきだったのか、長文全体の構造を考える。
③設問にどう向き合うべきだったのか、設問アプローチの確認。
黙読でもいいですが、
おすすめは上記3点を意識した音読です。
理由は
①もともと音だったものが、文字になっているので学習効果が高い。
②馴染んでいない単語はつっかえるので分かる。
③いろいろな感覚を使うので気分転換にもなる。
やりっぱなしではなく、
ぜひ復習に効果的な音読で、
しっかりと日々積み重ねていきましょう!
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以上まとめると、
『単語』
徐々に馴染ませていき、
極端に覚えにくいものは後回し!
何度も何度も反復しましょう!
『文法』
知識系は反復しましょう!
解釈で分からない文法解説が出てきたら、
必ず立ち返りましょう!
『解釈』
そこまで復習を重視する必要はないと思います。
理解したら先に進んでいき、
忘れたころに解き直し等で再度確認しましょう。
『長文』
①英語への慣れ ②長文全体の構造 ③設問アプローチ
上記3点を意識して、
音読で母国語の感覚に近づけていきましょう!
以上です!
日々積み重ねていきましょう!!
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オンライン指導も行っているので、
気になる方はぜひ!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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